カテゴリ:水
『バムとケロのさむいあさ』
『バムとケロのさむいあさ』
島田ゆか
文溪堂
1996年
¥1,500+税
寒い冬の日にぴったりの1冊です。
バムとケロが池に行くと・・・なんと、あひるが凍った池に閉じ込められていたのです!
急いで救出して、お風呂でとかしてあげて、みんなで楽しく過ごすのですが、実は表紙裏の絵がフリになっています。
この絵本は、保育園や幼稚園などでの理科読でも活用しています。
絵本を読んでから、氷は温めるととけて水になる、その水は再び冷やすと氷になるという実験を行ったりしています。
”みっつん”は、氷が「ひえひえ」で冷たいことは認識している様子です。
バムとケロのかわいいお話を楽しみながら、少しずつ氷がとけたら水になることも分かっていったらいいな、と思います。
『しもばしら』
『しもばしら』
野坂勇作:さく
福音館書店
2002年かがくのとも 2004年かがくのとも傑作集
¥838+税
部分日食はご覧になれたでしょうか?
東京は曇り気味でしたが、雲の切れ目から顔を出した太陽をうまく見ることができました。
"みっつん"に見せるのはさすがに怖かったので、今回はおあずけといたしました。
次回は・・・今年の12月26日に部分日食が見られるようです。
今年は2回も日食チャンスがあるなんて!楽しみです。
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最近、めっきり朝晩が冷えるようになりました。
先日、帰省先でしもばしらを見つけたので、この絵本を読みました。
おばあちゃんのお供をして畑に行った ”はーちゃん” は、しもばしらをみつけます。
おばあちゃんに誘われて、あちこちでしもばしらを探してまわった "はーちゃん" は、冷凍室でしもばしらを作ってみることに。
絵本の後ろには、おうちで しもばしらを作ってみる方法が詳しく紹介されています。
"みっつん"がもう少し大きくなったら、一緒に作ってみたいです。
『しずくのぼうけん』
『しずくのぼうけん』
マリア・テルリコフスカ:さく ボフダン・ブテンコ:え うちだ りさこ:やく
福音館書店
1969年
¥900+税
『みずたまのたび』と同じように水の循環を描いた絵本です。
どちらの絵本にも、それぞれのすてきさがあります。
私にとっては、この絵本の魅力は、とにかく読んでいて楽しくなる耳に心地いい文章です。
”みっつん”にも楽しく聞こえるようで、ノリノリで聞いてくれることが多いです。
ただ冒険が長いので、"みっつん"は1冊まるまる聞くのは難しいのですが、階段を登るたびに数ページずつ楽しんでくれています。
『しずく』
『しずく』
越智典子:ぶん 野口満一月:え
福音館書店
ちいさなかがくのとも 2017年6月号
¥389+税
『みずたまレンズ』と同じように、雨上がりにあちこちで水滴をみつけています。
『みずたまレンズ』は写真絵本でしたが、この本はやさしいイラストで表現されていて、水滴のことを「しずく」と呼んでいます。
『ちいさなかがくのとも』のシリーズなので、言葉づかいもやさしく、読み聞かせをしていて耳に心地よいです。
でも、ちいさなひと向けだからと侮ることなかれ。
このシリーズのもう1つ素敵なところは、"おりこみふろく"というボーナス冊子が付いているところです。
「おおきなひとのための『しずく』」と題して植物学者の多田多恵子さんが、とても分かりやすく、植物の葉が水をはじくのは何のためか?といったことを解説してくださっていて、大人の読み物としても魅力的です。
この冊子の中で、もっと知りたい人のために本が紹介されていました。
1冊は『みずたまレンズ』。
もう1冊は『ヤモリの指 生きもののスゴい能力から生まれたテクノロジー』という本でした。
読んでみなくては!
みずたまレンズを探しに
台風が通り過ぎました。
我が家は川の近くなので、夜中の授乳のたびに川の水位情報をチェックしてしまいました。
各地にいろいろな爪痕が残っているようですが、一日も早く日常の生活が戻りますように。
9/25にご紹介した『みずたまレンズ』、近くの畑のサトイモの葉っぱの上でみつけました。
残念ながら、クモの巣はみつけられず、また今度のお楽しみです。
『みずたまレンズ』
『みずたまレンズ』
今森光彦
福音館書店
2000年6月 かがくのとも
2008年 かがくのとも傑作集
838円+税
雨が続きますね。
そんなこともあり、雨絡みの絵本をたくさん読んでいます。
その中でも"みっつん"のくいつきが、とても良かったのがこの写真絵本です。
どのページにも、「お見事!」と言いたくなるような水玉の写真が載っていますが、特に2見開きめの、ページいっぱいのクモの巣にびっしり水玉がついた写真に「うひゃー♪」とノリノリになっておりました。何かが琴線に触れたようです。今度、雨上がりに本物のクモの巣についた水玉、見せてあげたいなぁ。
ご近所の畑には今、サトイモがたくさん植わっているので、葉っぱの上の水玉も雨上がりのお散歩で見られそうです。
せっかくなので、"みっつん"がお昼寝している隙に、水玉レンズで遊んでみました。
【用意したもの】
透明なプラスチックスプーン / 水
【やり方】
1.スプーンの上に水をぽちっと垂らして水玉をつくります。
2.拡大して見たいものの上にスプーンをのせて、見てみましょう!
※「24」という数字が拡大されています。
たかが水玉、されど水玉。ちゃーんと大きく見えるんです。
水玉のサイズを変えると、レンズの曲率が変わるので、拡大率も変化します。
水玉が小さいほど、大きく見えます。
お洋服の布地とか、印刷物のインクとか、いろいろなものを拡大して楽しめます。