2011年9月の記事一覧

東日本大震災からの復興を目指し「ガリレオ工房被災地支援寄付」

――被災地への科学/教育をベースにした支援に寄付を
             NPO法人ガリレオ工房理事長  滝川 洋二
 東日本大震災で、亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りいたします。また、現在も避難生活をされている方をはじめ、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます
 NPO法人ガリレオ工房は、被災されている方々、被災地から移動し避難生活をされている方、その受け入れをしている自治体や学校などに、急いで行わなければならない支援、少し中期的に不可欠な支援、さらに今回の状況ではかなりの長期化を覚悟して継続的な支援を科学/教育をベースに行っていきたいと考えています。そこで、皆様にその活動を支える「ガリレオ工房被災地支援寄付」をお願いします。
私は、科学系のいろいろな団体メンバーが協力して運営するサイエンスキャラバン311として岩手県・大槌町被災地支援の活動に6月に参加しました。津波で、広い町全体が少しの建物を除いてなくなり、片付けもまだまだ、復興までには相当長期になるのが誰にも分かる状況でした。そこでは科学/教育系の支援団体が行ったのははじめてと言われましたが、本来日々成長することでいずれ社会の一員として、復興の柱になれる子どもが、今は集団で生活しなければならず、勉強の時間もままならない状況でした。たくさんの人が可能な支援を継続的に行わなければなりません。実験道具、科学の本などの物の支援、普段の勉強の手助けのような支援、こういう生活の中でも科学の重要さを知り役立てるための支援、被災した人たちが夢を持って前に進めるための一緒に地域の未来を作り上げる支援、その他継続的な支援が必要です。
国や日本赤十字も支援活動を行っているのですが、科学/教育のジャンルで被災地支援を行うには、現地のニーズをしっかり調べ、NPO法人ガリレオ工房などが、今までの経験を生かしながら、現地の教育委員会、ボランティアセンター、ボランティア組織などと連携して、継続的に支援活動を行うことは現在とても大切です。
この募金は、NPO法人ガリレオ工房とメンバーが、被災地支援の活動の準備、支援活動に使います。募金の状況、それを使った活動状況はガリレオ工房通信とガリレオ工房のホームページで情報を公開します。
 寄付は、NPO法人ガリレオ工房の銀行口座 
三井住友銀行吉祥寺支店(店番号845) 普通預金 口座番号7045325
 特定非営利活動法人ガリレオ工房
にお振り込み下さい。
振り込み後、寄付内容とお名前、住所をメールでgl-kifu@ web.galileo-sci.orgに送って下さい。(連絡がない場合は、一般の寄付として扱わせていただきます)

※この口座は寄付の振り込みしか受け付けません。会費振り込みの郵便局の口座と間違えないで下さい。
※上記アドレスは、寄付のご連絡受付専用のアドレスです。