2011年7月の記事一覧

フジテレビ「ほこ×たて」なぜ11連敗!?

 僕がフジテレビの夜11時からの番組「ほこ×たて」に続けて出るようになったのは、1月に新番組として始まった第一回の撮影(2回分)で内田麻理香さんと出演し、僕だけ連続して予想がはずれ、タカアンドトシや、テリー伊藤さんに「いつ当たるの」と言われ、番組としてももう少し僕をつかってみようと考えたのではと思います。

 「#1くっつく力最強の接着剤vs引き離す力最強の磁石」は磁石が勝つと予想。以前大きな強力磁石二つを間違えてくっつけ、離すのにガリレオ工房メンバーと二人でいろいろな道具を使って1時間かかった経験と、接着剤のデモが車を引くのはそんなに強くなくても大丈夫などの理由でした。

 この番組で僕が話したことはあまり放映されていません。収録に1時間以上かけ、二十数分に縮めるという面もありますが、僕が論理的に説明したところと、少し希望を語ったりするところでは、どうも前者がカットされる傾向があり、キャラクターが作られていると感じるところもあります。

 2回目の収録は#3の1回分だけで、知識人は内田さんから小川賀代さんに代わっていました。毎回代わるんだと思ったのですが、この回も僕は予想が外れました。それで、また次の収録の依頼が来たのではと感じています。
 その後も出るたびに外すので、タかさんは、滝川先生の反対を予想すると当たると言い始め、それはその後芸能人も僕の予想の反対を言えば当たるというようになっていきました。そのため、次第に番組も僕が当たるまで出さないといけないという雰囲気になったのだと思います。なんと番組の宣伝にも、「滝川先生の○連敗はどうなるか」などで使われるようになりました。本音では不本意でしたが、毎回これぞと思う予想が外れるので、自分の責任の面もあり、3月の番組が終わるまでにはどこかで当たるだろうと思っていました。

 でも、なんと3月までのは全敗。ところが、夜11時台の番組なのに十数パーセントの高視聴率で、4月から続くだけでなく、芸能人の出演者枠が増え、この時間帯の番組としては異例の扱いに格上げされたようです。そんな中、僕にはショックの11連敗。

 番組収録30分前にディレクターから、対決の両方の説明や、対決の条件の説明があります。二人の知識人の予想が一致しても、番組的には一致しないほうがありがたいが、無理に意見を変える必要がないというスタンスで、ディレクターの顔色を見ても、どちらが勝ちそうか分かりません。6月13日に予想を当て、11連敗の後3連勝になりました。見ている人には、連勝より連敗の方が面白いのでしょうが、もしまだ出るチャンスがあれば、僕としては連勝を狙いたいと思います。


ガリレオ工房通信6月号より