理科読日誌

『ストロボフライ』

『ストロボフライ』
もうひとつの研究所
青幻舎
2014年
¥1,200+税

昨日、”みっつん”がペーパーバックの角をひたすらパラパラしているのを見て、指先が器用になってきたなぁと思い・・・ということは?もしやこの本イケるんじゃなかろうか、と本棚から出してみました。

片手に乗るほどの小さなパラパラアニメの絵本です。

とても巧妙にできていて、奇数ページは右下がカットされ、偶数ページは右上がカットされているので、右上をパラパラすると奇数ページだけが見え、右下をパラパラすると偶数ページだけが見えるのです。どこをパラパラするかで、まったく違う本を見ているように思えます。
しかも、この本のすごいところは、カットされていない真ん中辺りをパラパラするとすべてのページが見えて、そこでストーリーが完結するというところです。

そんなパラパラアニメを"みっつん"に手渡してみたところ、思ったとおり器用にパラパラしていました。
どこをパラパラするかで違う絵が見えるとか、そういうことは気になっていないと思いますが、それなりに楽しんでくれていたようです。

ほかにもパラパラアニメの絵本があるので、ときどき楽しんでみます。