理科読日誌

親子で楽しむ科学の本

階段で読み聞かせ

目下ハイハイを極めている"みっつん"は、階段も登れるようになりました。
上手に両手両足を使ってよじ登っていく姿を後ろから見守りつつ、大人だったらけっこう急な崖を全身でよじ登っている感じだろうか?などと思っています。

 

だいぶスムーズに登れるようになってきたのですが、まだ下りることはできないので、登っている途中で階段の下に気がそがれるのが怖いのです。
そこで、数段先の段に集中してもらうあの手この手を考えているうちに、オモチャや絵本を置くようになりました。

最近は、『まみむめもにょにょ』などの絵本のページを開いて"みっつん"より数段上に置いて、"みっつん"が1段登るごとにページをめくりながら絵本も1段ずつ上へ上へと進めていっています。
おかげで、階段を登るたびに1冊絵本が読めるという素敵な状況になりました。

絵本の読み聞かせというと、「落ち着いて赤ちゃんをお膝に抱っこしなくては・・・でも、そんなにゆっくりできる時間はなかなかとれないし・・・」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、我が家ではこんな具合に「階段登りのついでに読み聞かせ」しちゃっています。

これからも気軽に、そして隙あらば、絵本と触れ合いたいです。

『ふしぎなにじ』

『ふしぎなにじ』
わたなべちなつ
福音館書店
2014年
¥1,500+税


相変わらず鏡が大好きな"みっつん"と一緒に、『きょうのおやつは』と同じ「かがみのえほん」シリーズの1冊を読みました。
鏡状になっているページを90度に開くと、そこに描かれた虹が鏡に映ってそれはそれは楽しい世界が広がります。

『きょうのおやつは』のような物語ではないので、ページをパラパラとめくりながら"みっつん"の反応をじっくり観察してみました。
じぃ~~~っと食い入るようにみていました。
最後のページでは「ホホ~ゥ!」と声が上がっておりました。
0歳の赤ちゃんには、こちらの方がシンプルで分かりやすいのかもしれません。

このシリーズは、もう1冊あるので、そのうち一緒に読んでみようと思っています。

『あしのうらのはなし』

『あしのうらのはなし』
やぎゅう げんいちろう
福音館書店
かがくのとも 1982年10月号 / かがくのとも傑作集 1982年
¥900+税

本日、"みっつん"の手形を取る機会がありました。
大型のスタンプ台(学研の「ぺったん」という商品)を使って、とても手軽に手形を取ることができました。

生後1カ月の時に、通常サイズのスタンプ台で手形・足形を取ったのですが、その時は、放っておくとグーになってしまう"みっつん"の手をこじ開け、インクを塗り、再びグーになる前に急いで画用紙を押しつけて・・・と夫婦で大騒ぎでした。

あれから9か月。
生後10か月になった"みっつん"は「パーにしててね」とお願いしたら、パーのままでいてくれました。
おまけに、このスタンプ台が大きくて作業も楽ちん☆
インクも落としやすい、といいことづくめでした。
¥3,300+税か・・・買おうかどうしようか悩むところです。
でも、手形や足形を取る実験教室には使えそうだし・・・とけっこう揺らいでいます。

取った手形を9カ月前の手形と比べてみたら、あぁこんなにキミは成長してくれていたんだね、と感無量です。
体重が3倍近くになり、日々大きくなっているとは思っていましたが、こうして形に残すと、より実感がわいてきました。


そんなこともあって、『てとゆび』に続いて、『あしのうらのはなし』を読みました。

最近、つかまり立ちをするようになった"みっつん"の足の裏につちふまず的なくぼみがうっすらと登場したように思います。
これから歩き出したら、もっと変化していくのでしょう。
ぷっくりむちむち足の裏とお別れなのは、ちょっぴりさみしいですが、成長は嬉しい限りです。

『どうやってねるのかな』

『どうやって ねるのかな』
やぶうち まさゆき
福音館書店
1987年
¥857+税

いろいろな動物が登場します。
「〇〇は どうやって ねるのかな」という問いかけがあり、ページをめくると、こんなふうに寝ますという流れをくり返していきます。
写実的で魅力的な動物たちの絵は、見ているだけで幸せな気持ちになります。

登場するのは、次の動物たちです。

リス←井の頭動物園で会いました
コウモリ←井の頭動物園で会いました
フラミンゴ←多摩動物公園で会いました
ラッコ←"Otter on His Own"という絵本にも出てきましたが、実物は"みっつん"未経験です
オオカミ←多摩動物公園で会いました
ヒョウ←多摩動物公園で会いました
ラクダ←"みっつん"未経験です
キリン←多摩動物公園で会いました

こうやって考えてみると、0歳にして結構な動物たちに出会えています。
動物園に感謝です。
動物園⇒絵本⇒動物園⇒絵本⇒・・・と経験を重ねていくことで、少しずつ動物の認識が進んでいるように感じます。
この絵本も、読み聞かせをしている間、動物の絵の部分を手でなぞったり叩いたりしながら、楽し気に声を上げて見ていました。
特にフラミンゴとキリンがお気に召したようです。

別の絵本でもフラミンゴは大好きな様子。
茶色系の動物たちの中で唯一、くっきりしたピンク色だからでしょうか?

少しずつ少しずつ”みっつん”の世界が広がっていくといいな、と思います。

『ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん むしぱんのまき』

『ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん むしぱんのまき』
さとうわきこ:作  佐々木志乃:協力
福音館書店
2004年
¥900+税

ばばばあちゃんシリーズのむしぱん編です。
離乳食もだいぶ進んだので、蒸しパンを作ってみたいなと思い、せっかくなのでばばばあちゃんのレシピで作ってみることにしました。

 

レーズン入りとリンゴ入りを作りました。
目下、手づかみ食べがブームな"みっつん"がぱくぱく食べてくれました。
ばばばあちゃんに感謝です。

子どものころ、『こまったさん』・『わかったさん』シリーズが好きでした。
お菓子を作りたいので『わかったさん』のレシピが欲しいけれど、お話自体は『こまったさん』の方が面白い気がして、お小遣いでどちらを買おうかとっても迷ったのを覚えています。
悩んだ末に、利害が一致した姉が『こまったさん』を、私が『わかったさん』を買うことで手打ちにしたように思います。

食いしん坊は、本の中に登場する美味しいものを作って食べたくて仕方がなかったのです。
『ブンのはなしっぽ』を読んだらドーナッツを作って食べたくなったし、『おちゃめなふたご』を読んだらオイルサーディンのサンドイッチなるものを食べたい!と思ったものでした。
でも、当時はインターネットでレシピが検索できる時代でもなく、お手上げでした・・・。

だから、本そのものにレシピが載っているなんて、本当に素敵だと思います。
読んで楽しくて、作って食べて、さらに楽しめて、お得です。

『まみむめもにょにょ』

『まみむめもにょにょ』
フクバ リンコ:え  稲田大祐:監修
永岡書店
¥850+税
2015年

ガリレオ工房メンバーの稲田さんが監修なさった「0・1・2さいあかちゃんえほん」シリーズの1冊です。
もちろん安心して"みっつん"に手渡せるボードブック(分厚いページの本)です。

とってもかわいくてカラフルなイラストに"みっつん"はくぎづけ。
耳に心地いいオノマトペたちに、「ムフフフフ」と笑いがもれ出ちゃっていました。

たくさんの色を背景に、いろいろな動物が登場するので、『やさいいろいろかくれんぼ』『くだものいろいろかくれんぼ』『どうぶつ』『サファリ』などと合わせて、「ここは赤いね」、「ここは紫だね」、「ゴリラさんがいるね」などおしゃべりをしながら楽しんでいます。

そんなことをしていたら、子どものころ、家にあったカードゲームを思い出しました。
いろいろな動物が、いろいろな色の服を着て、いろいろな動作をしている絵札と「いぬです。赤い服を着ています。滑り台で遊んでいます。」、「ねこです。黄色い服を着ています。ブランコで遊んでいます。」といった読み札がありました。
遊びながら、色の名前や遊具の名前を学んでいたのでしょうね。
今で言う知育玩具だったんだなぁ、と改めて思いました。

『おいもさんがね・・』

『おいもさんがね・・』
とよた かずひこ
童心社
2012年
¥850+税

先日、三鷹の「星と森と絵本の家」へ行ってきました。
国立天文台の中にあり、大正時代に建てられた旧官舎の建物を利用しているので、おばあちゃんの家に遊びに行ったような気持ちになれる温かい雰囲気の施設です。

たまたまチビさん向けの読み聞かせが行われる時間にお邪魔することができました。

想定していたよりも小さい(0歳~1歳)参加者たちに、スタッフの方々が急遽プランを変えてくださって、この絵本を読み聞かせしてくださいました。
畳のお部屋での読み聞かせ、"みっつん"は最前列へハイハイで突進し、絵本の真ん前に陣取って食い入るように見入っておりました。
ページをめくるたびに「お~~~!」と声を上げて大興奮。
他のお友達のお邪魔になっていやしないかとハラハラしつつも、全身で楽しんでいる様子に嬉しい気持ちになりました。

サツマイモの美味しい季節になりましたね。
食いしん坊母子は「食欲の秋」を満喫中です。
せっかくこの絵本を読んでいただいたので、サツマイモご飯やサツマイモ入りの蒸しパンなどを作って”みっつん”と楽しもうと思います。

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三鷹市星と森と絵本の家
〒181-0015 三鷹市大沢2丁目21番3号 国立天文台内
開館時間: 午前10時~午後5時
休館日:火曜日、年末年始(ほかにメンテナンス休館あり)
その他:飲食可能なスペースあり

『ストロボフライ』

『ストロボフライ』
もうひとつの研究所
青幻舎
2014年
¥1,200+税

昨日、”みっつん”がペーパーバックの角をひたすらパラパラしているのを見て、指先が器用になってきたなぁと思い・・・ということは?もしやこの本イケるんじゃなかろうか、と本棚から出してみました。

片手に乗るほどの小さなパラパラアニメの絵本です。

とても巧妙にできていて、奇数ページは右下がカットされ、偶数ページは右上がカットされているので、右上をパラパラすると奇数ページだけが見え、右下をパラパラすると偶数ページだけが見えるのです。どこをパラパラするかで、まったく違う本を見ているように思えます。
しかも、この本のすごいところは、カットされていない真ん中辺りをパラパラするとすべてのページが見えて、そこでストーリーが完結するというところです。

そんなパラパラアニメを"みっつん"に手渡してみたところ、思ったとおり器用にパラパラしていました。
どこをパラパラするかで違う絵が見えるとか、そういうことは気になっていないと思いますが、それなりに楽しんでくれていたようです。

ほかにもパラパラアニメの絵本があるので、ときどき楽しんでみます。

『どんぐり とんぽろりん』

『どんぐり とんぽろりん』
武鹿悦子:作  柿本幸造:絵
ひさかたチャイルド
2008年
¥900+税


どんぐりの絵本の読み聞かせを親子で聞くチャンスがありました。
母の膝の上で他の人に読んでいただく読み聞かせは、いつもと違うのか、"みっつん"は、とてもウキウキで参加しておりました。
柿本さんのかわいい動物たちのイラストに「お~~~!」「あ~~~!」と両手を上げて大興奮しながら聞いてきました。


柿本さんは、『ヒッコリーのきのみ』もお描きになった方です。
今、武蔵野市立吉祥寺美術館で「心をつなぐあたたかな色 柿本幸造の絵本の世界」という特別展をやっているそうです。(11月11日までで、10月31日はお休み。)
開催中に行けるかな?行きたいな~と思っています。

『身につけよう!江戸しぐさ』

理科読ではないのですが、ちょっと失敗をしまして・・・。

"みっつん"は目下、「紙は破ってなんぼでしょ」の時代を生きています。
そんな彼が熱心に絵本に見入っていたので、ちょっと目を放してしまいました。


しばらくして「ビッ!!」という盛大な音に振り向くと・・・輝く笑顔で戦利品の1ページを高々と掲げておりました・・・。

「あぁ~やられた~!」、「図書館の本じゃなくて、うちの本でよかった~」などなど一気に様々な思いが駆け巡り、同時に以前読んだこの本を思い出しました。

『身につけよう!江戸しぐさ』
越川禮子
KKロングセラーズ
2004年
¥1,200+税

「うかつあやまり」という江戸しぐさを思い出したんです。
足を踏まれたとき、足を踏んでしまった方が謝るだけでなく、「そんなところに足を出していた自分もうかつでした」と踏まれた方も謝れば丸く収まる、という「往来しぐさ」の1つです。

そう、君に絵本を託したまま目を放した母が「うかつ」でした。
そう思ったら、「こらー!何やってるの!?」と叫ばずに済みました。
君が人生何もかも初めましてなように、母も子育ては何もかもが初めましてなので、うかつなことも多々あるかと思いますが、ご勘弁を。

"みっつん"に「狩られた」ページは、お気に入りのマスキングテープで補修して、"みっつん"の成長の記録と私の「うかつ」の教訓として大事にしようと思います。

でも、しばらくは手渡すのはボードブックだけにしよう・・・。