理科読日誌

親子で楽しむ科学の本

『とべ!ちいさいプロペラき』

『とべ!ちいさいプロペラき』
小風さち:作 山本忠敬:絵
福音館書店
1989年こどものとも/2000年こどものとも傑作集
¥900+税

前回の『しゅっぱつしんこう!』に続き、乗り物の絵本です。

この絵本を最初に読み聞かせたときは、"みっつん"の反応はいまいちでした。電車の絵本は体を上下に揺らしながら大喜びなのに…?もしかしたら飛行機が何かがピンときていないからかもしれない、と思い至りました。

そこで、休日に空港の展望デッキに飛行機を見に行ってみました。間近で飛行機の離発着を見た"みっつん"は大興奮。「あれが、飛行機だよ。」、「飛行機が飛んで行ったね。」などと話をしているうちに、「コォー」と言うようになりました。

翌日から、飛んでいる飛行機を見かけると「コォー」と指さしながら教えてくれるようになりました。それどころか、家の中にいて飛行機の姿が見えなくても、はるか上空を飛ぶ飛行機の音を聞きつけて「コォー」と天井を指さすようになりました。もちろん、絵本の飛行機も。そのうちに「コォーキ」になり、今では「ヒコーキ」と言うようになりました。ヘリコプターも「ヒコーキ」なのはご愛敬です。でも、鳥は「ピッピ」なので、"鳥とは違う空を飛ぶなにがしか"という感じなのではないでしょうか。

飛行機という存在が彼の中で認識されたようです。改めて、実体験と絵本を行き来しながら、世界が広がっていくのだな、と感じました。

『しゅっぱつしんこう!』

『しゅっぱつしんこう!』
山本忠敬
福音館書店
1982年
¥743+税

最近の"みっつん"一押しの絵本です。
「おかあさん」と「みよちゃん」が特急列車、急行列車、普通列車と乗り継いでおじいさんの家を目指します。

0歳の時から『かんかんかん』(のむら さやか文/川本幸 制作/塩田正幸写真 福音館書店)という絵本を楽しんでいた"みっつん"は、電車を見ると「まんままーん♪」と言うようになりました。
この絵本で「んまんまれっしゃ」が「んまん ままん んまん ままん」と通るのを気に入ったようです。
近くの踏切で電車の通過を待っているときなども「まんままーん♪」と言うので、周りの方から「あら~、ママって言ってるのねー」と言われたりするのですが、残念ながら、母ではなく電車に夢中なんです・・・。

そんな電車大好きな彼にとって、この絵本はかけがえのない1冊のようで、しょっちゅう、読んでもらおうと持ってきます。

せっかく読むなら、と、こちらも列車の種類によってスピード感を変えて読んでみたり、それぞれのページに描かれた電車以外の物や景色も楽しみながら読み進めたりしています。
私のお気に入りは、山の奥へと進んでいくページに描かれた「この辺にくまが出る注意」という看板です。


電車は日常的に目にしたり乗ったりしている乗り物なので、"みっつん"にとっても経験と照らし合わせて「あれのことだな」と理解しやすかったんだろうな、と思います。
というのも、飛行機の絵本もあるのですが、しばらくの間反応がいまいちだったのです。そんな話を次回はご紹介できればと思っています。

『てのひら おんどけい』

<再>『てのひら おんどけい』
浜口哲一:ぶん  杉田比呂美:え
福音館書店
2003年

¥800+税

 

"みっつん"が8か月のころに読んだ絵本を1歳5か月で読み直してみました。
散歩にでかけた"ぼく"が、自分のてのひらで、身近なあれこれの"あったかい"と"つめたい"を探っていく絵本です。

我が家の"みっつん"も二足歩行ができるようになり、散歩の楽しみ方が少しずつ変わってきました。
最近は、朝、公園の木陰のベンチに親子で座って、鳥や蝶などをながめることも増えてきています。

先日も、しばらくは興味深げに鳥を眺めていた"みっつん"ですが、そのうちに飽きてベンチを下り、ひなたのベンチの方へ向かっていきました。
そこで、「あちち!じゃない?」と声をかけてみると、ひなたのベンチに触れてにんまり。
「こっちのベンチはどう?あちち?」と聞いてみると、すたすたと戻ってきて、ひかげのベンチにも触って確認。
どうやら違いがわかったようで、その後しばらくひなたとひかげを行ったり来たりしてベンチの温かさを確かめていました。

8か月のころは、冷たい飲み物を入れたコップで「ひえひえ~」を楽しんでいた"みっつん"ですが、あれから1年経たないうちに、2つのものを比べて確かめてみる、ということができるようになってきたのだなぁ、と感心しました。 

『ニャーンといったのは だーれ』

『ニャーンといったのは だーれ』
ステーエフ:ぶん・え  さいごう たけひこ:やく
偕成社
1991年
¥1,400+税

私が子供のころお気に入りだった『こねずみとえんぴつ―12のたのしいおはなしとえのほん (世界傑作童話シリーズ)』(ステーエフ 福音館書店)に収録されていたお話の1つです。

最近"みっつん"は、「わんわん」と「ニャーオ」が言えるようになりました。それ以外の動物を見ると、「ふわふわ」と言っています。
この絵本には、おんどりやこねずみ、はち、かえるなどが登場しますが、だれも「ニャーン」とは言いません。
いろいろな動物がいること、それぞれの鳴き方があることは1歳5か月の"みっつん"にも、わかっているようです。

こうした絵本や実体験を積み重ねながら、いろいろな動物に親しみをもてたら素敵だな、と思います。

ところで、絵本によく登場するキリンやウサギなどの動物はどんな声で鳴くのでしょう?
ウサギは「ぴょんぴょん」と表現されることが多いですが、鳴き声ではないので、「わんわん」や「ニャーオ」と整合性が無いなぁと気になっています。
キリンも、絵本だけでなく、子供向けの洋服などあちこちで見かけるのですが、鳴き声はさっぱりわかりません。

"みっつん"と一緒に動物園で探ってみたいテーマの1つです。

『ファーブル先生の昆虫教室 本能のかしこさとおろかさ』

『ファーブル先生の昆虫教室 本能のかしこさとおろかさ』
奥本大三郎:文   やました こうへい:絵
ポプラ社
2016年
¥1,800+税

"みっつん"への読み聞かせというよりも、『ダンゴムシ』に続き、来るべき(?)「息子との"むしライフ"」に向けた、母のリハビリ理科読第2弾です。

『ファーブル昆虫記』は子どものころに読んだ記憶がありますが、うろ覚えだし、ファーブルさんには申し訳ないのですが、そんなに楽しんで読めた本ではなかったように思います。
でも、この本は面白い!

奥付を見ると、朝日小学生新聞に連載されたものをベースにつくられた本のようです。
『ファーブル昆虫記』そのものではなく、昆虫記をもとに、例えばアリについて「アリ①」~「アリ⑧」と8つの見開きに小分けして紹介しているので、とても読みやすいです。
しかも文章は右ページにまとまり、左ページにはその内容に関するかわいいイラストが描かれている点も、「むしリハビリ」を進める私のような者にはありがたいです。

小学生なら、一人でワクワク読めると思います。これを読んでからご本家の『ファーブル昆虫記』を読んだら、子どもの頃の私も、もっと楽しんで読めたかもしれません。

『ファーブル昆虫記』と言えばスカラベ、というイメージがあり、実際この本もスカラベから始まるのですが、日本で暮らしていると正直スカラベはピンと来ず…。
でも読み進めていくと、セミ、クモ、モンシロチョウ、ホタル、アリ、オトシブミと日本でも出会えそうなむしたちも登場してきます。

この本を読んだら、むしにも、ファーブルさんにも、なんだか親近感がわきました。

まだ、この本のかわいいイラストで描かれたむしさんたちと、実物のむしの間には大きなギャップを感じてしまうので、引き続きリハビリに努めようと思います。

『あめあがりのしゃぼんだま』

『あめあがりのしゃぼんだま』
吉田瑠美
福音館書店
ちいさなかがくのとも 2019年6月号
¥407+税

 

昨今めっきり しゃぼんだまがお気に入りの"みっつん"に嬉しい1冊が、ちいさなかがくのともの新刊として出版されました。

クレヨンでやさしく描かれたしゃぼんだま、吹き方を変えると大きさが変わったり、すぐには割れないしゃぼんだまがみつかったり…。

公園で小学生のお姉さんたちに、たんぽぽの綿毛の吹き方を教えてもらった"みっつん"は、しゃぼんだまをフーッと吹くことにも興味津々です。
まだ、たんぽぽを食べてしまいそうなほど近くに持っていくとようやく飛ばせる程度の"そよ風"しか出ませんが…。

"みっつん"と暮らしていると、自分の体をどう使いたいかイメージして、そのイメージ通りに動かすというのは、難しいことなのだなと実感します。
と同時に、親やお友達など周りの人の動きを見たり、あるいはテレビや絵本などを見たりすることで、少しずつ、でも確実にイメージが広がり、それに伴って動きも進歩しているのも感じます。
"みっつん"の場合、『だるまさんと』の最後のページから「ピース」を覚え、最初は1本指しか立てられなかったのが、徐々に2本へと変化して、ついに完全にピースができるようになりました。
大人からすれば、じわじわと、もどかしいくらいのペースかもしれませんが、でも確実に進歩していく様子を日々見ていると、きっと自分もこうやっていろいろなことができるようになってきたのだろうな、と思います。
きっと私も、両親や周りの人たちに、こうやってじっくり見守ってもらったのだろうと感謝し、"みっつん"や彼のお友達を、同じようにゆったりとしたまなざしで見守っていきたいと思います。

『杉山きょうだいの しゃぼんだまとあそぼう』を参考に、ストローに2つ穴を開けて安全対策をしつつ、しゃぼんだまに一緒に挑戦してみたいです。

『ダンゴムシ』

『ダンゴムシ』
今森光彦
アリス館
2002年
¥1,400+税

「ある日、家にかえってくると、2さいになる息子が、縁側にすわってにがむしをつぶしたような顔をしていました。
 よく見ると、口をもぐもぐさせています。」
飴にしては変だな、と息子さんの口をそっと開かせるとダンゴムシが出てきた、という今森さん。

「ぼくは、ちょっと心配したものの、とてもうれしくなりました。
 ダンゴムシが、こんな小さな庭に、いまでもいてくれることがわかったからです。」

そうして、今森さんのダンゴムシの撮影が始まります。
ダンゴムシの目線で撮影された「お見事!」としか言いようのない写真の数々と、今森さんの愛情あふれる文章に、ついつい引き込まれてしまいます。

子どものころは平気だった「むし」たちと遊ばなくなって早ン十年。最近はすっかり苦手になってしまっていましたが、「もう少し"みっつん"が大きくなったら、ポケットから虫が出てきたりするわよ~」との先輩お母さん・お父さんの体験談に、今からリハビリしておこうと思う今日この頃です。

そのリハビリ第一弾のお相手として、ダンゴムシさんは最適!と勝手に白羽の矢を立てました。
そして数日前に、何年振りかでダンゴムシを手のひらに乗せてじっくり見てみました。
母の手の中で、コロンと丸まっては、しばらくするとじわじわじわ~っと開いてもぞもぞ歩き出すダンゴムシに"みっつん"も興味をそそられた様子でした。
でも、手渡すと今森さんの息子さんのようにお口に直行してしまいそうだったので、ファーストコンタクトは、そこまでにしました。

うれしいことに、虫を扱った絵本は山のようにあるので、少しずつリハビリを進めたいと思っています。

『杉山きょうだいの しゃぼんだまとあそぼう』

『杉山きょうだいの しゃぼんだまとあそぼう』
杉山弘之 杉山輝行:文と構成 / 吉村則人:写真 / 平野恵理子:絵
福音館書店
かがくのとも 1990年4月号 / かがくのとも傑作集 1993年
¥900+税


最近"みっつん"はシャボン玉がお気に入りです。
私がシャボン玉を吹いて見せると、「うわうわうわ~!」と顔をくしゃくしゃにしながら歓声を上げて喜んでくれます。シャボン玉に触れようと手を振り回したり、その場で体を上下に揺らしたりして楽しんでくれるようになりました。
10か月のころにシャボン玉を見せたときは、手を伸ばして捕まえようとはしていましたが、こんなに感情爆発!という感じではなかったので、そんな変化も興味深いと感じています。

お友達からいただいた市販のシャボン液がなくなってしまい、せっかくだから手作りしてみようと一念発起。
どうせなら、ずっと気になっていたこの絵本を参考にしてみよう!と思い立ちました。

こちらの絵本では、シャボン玉アーティストの杉山兄弟が小さな子供たちでも楽しめるように、いろいろな身近な道具を使ったシャボン玉の作り方を紹介してくださっています。
このご兄弟は、2017年に「マツコの知らない世界」にもご出演になっているので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

そして、この本のうれしいポイントはもう1つ。本の最後に「杉山しゃぼんだま きょうだいがそっと教えるじょうずなしゃぼん液の作り方」がのっているのです。
しかも、小さなこどもがストローで吹くのに適した安全な液の作り方と、枠などの道具を使って大きなシャボン玉を作るのに適したシャボン液の作り方の2種類が紹介されているのです。
さらに!うまくいかなかったときのアドバイスや、大人向けに、小さなこどもと遊ぶ時の安全上の注意まで。

絵本全体から、杉山兄弟のシャボン玉への愛と、こどもたちへのやさしさがあふれてきます。

さぁ、レッツ・シャボン玉☆

『ぼくはここで、大きくなった』

『ぼくはここで、大きくなった』

アンヌ・クロザ:さく / こだま しおり:やく

西村書店

2012年

¥1,300+税

 

最近は春にちなんだ絵本をたくさん読んでいます。

 

この絵本は、"たまたま"、ここで大きくなった種のお話です。

秋になり、冬を越し、やがて春になって芽生えた種はすくすく成長します。

あるときは風が吹きつけ、またあるときは大水に耐え、害虫の襲来も乗り越えて実をつけます。

読み進めながら、実が描かれたページを見て、「ああ、君はこの植物の種だったのか!」とにっこりしました。

 

植物の種が芽生え、育ち、命をつないでいくお話はほかにもありますが、この絵本の魅力は何といってもアンナ・クロザさんの絵です。

アンナ・クロザさんの鮮やかな色使いやシンプルでかわいらしいイラストは、1歳3か月の"みっつん"にとっても魅力的なようです。

以前ご紹介した『みずたまのたび』も同じ作者の絵本です。

そして、”たまたま”ここで大きくなった、というところも素敵です。

公園や川の土手にお散歩にいく機会が増えるこの季節、目にする植物たちに、「君たち、”たまたま”芽生えたそこで、よく大きくなったね」と声をかけたくなる1冊です。

 

 

 

『たんぽぽ』

『たんぽぽ』
甲斐信枝
金の星社
1984年
¥1,300+税

先日、近くの駐車場で春の野の花を"みっつん"と楽しんできました。
紫色のスミレ、青いオオイヌノフグリ、ピンクのホトケノザ、紫色の菜の花のようだったのはムラサキハナナでしょうか・・・?
面白いことに、多少入り交じりはするものの、半径1mくらいの範囲に種類ごとにまとまって咲いていました。草原のある一角は紫色、別の一角は青・・・と、まるでパッチワークのようでした。

そんな小さくてかわいらしい花々の中にあって、タンポポは、ひときわ鮮やかな黄色で存在感を放っておりました。
私にとっては、スミレやオオイヌノフグリなどの花よりもずっと早く出会った春の花です。幼いころ、春の花と言えば、タンポポかチューリップでした。
でも、チューリップはそこらへんに勝手に生えている花ではなかったので、もっぱらタンポポを愛でていたように思います。

そんな春の花の代表格といっても過言ではないタンポポが、甲斐信枝さんによって美しく描かれています。
『はっぱのうえに』同様、ページをめくるたびに春風が吹いてきそうな、そんな絵本です。

昨年の春は、"みっつん"はまだ、タンポポの綿毛で遊んでいないので、この春は綿毛ともたわむれたいと思っています。

『はっぱのうえに』

『はっぱのうえに』
たての ひろし
福音館書店
ちいさなかがくのとも 2019年4月号
¥440(税込み)


すっかり春ですね。
お散歩をしていると、公園や川原も生命力であふれているように感じます。
そんな春にぴったりの絵本が、ちいさなかがくのともシリーズ新刊として出ていました。
生物系の絵本は、とてもたくさん出版されるので、よほどのものでないと買わないぞ、と心に誓っているのですが・・・「よほどのもの」だったものですから、我が家の一員になりました。

作者は、『ぎふちょう』や『しでむし』、『つちはんみょう』を描かれた舘野鴻さんです。

とにかく絵が素晴らしい!
春の色に満ちたページを見ているだけで、うきうきした気持ちになってきます。
そして葉っぱの上にみつけた黄色い不思議な物体は何?
何?なに?
とページをめくっていくと、ほ~、そうだったのか!と驚きました。

二足歩行を極めつつある"みっつん"と公園に行く機会も増えました。
”みっつん”と手をつないで歩くので、普段よりも、ぐっと低いところを見るようになりました。
そんな機会を生かして、葉っぱの上に黄色い不思議な物体を見つけられないかなぁ?

『ぽとんぽとんは なんのおと』

『ぽとんぽとんは なんのおと』
神沢利子さく  平山栄三え
福音館書店
1980年こどものとも ・ 1985年こどものとも傑作集
¥800¥税

『はなを くんくん』は嗅覚で春を感じるお話でしたが、こちらは主に聴覚で春の訪れを感じるお話です。

冬眠中のクマの親子、”ぼうや”が外から聞こえる様々な音について尋ねると、”かあさん”がやさしく教えてくれます。
最後に「いい におい」を嗅いだ”ぼうや”に”かあさん”が教えてくれる言葉が素敵です。

「あたたかな かぜが はなの においを はこんできたのよ。」


はるかぜが心地よい季節になってきました。
”みっつん”とのお散歩でも、耳をすませ、鼻をくんくんして春の訪れをたくさん感じとりたいと思います。

『ねじ』

『ねじ』
角 愼作
福音館書店
2015年かがくのとも12月号
¥389+税
※月刊誌のバックナンバーなので、図書館でぜひ

”みっつん”が生まれる、ずっと前に本屋さんパトロールで一目惚れして購入していた絵本です。

最近、”みっつん”がねじに興味を示すようになりまして、久しぶりに読みました。

冬休みに義実家へ帰省する折り、”みっつん”お気に入りのおもちゃをいくつか持って行ったのですが、かさばるので ねじを外して持って行ったものがありました。
ねじ回しで組み立てる様子をじっと見ていた”みっつん”、だるまたたきのハンマーなどを手にしては、ねじ部分を回そうとする仕草を見せるようになりました。
その時は、「よく観察しているね~」と感心した程度で、それから1か月以上経ち、そんなことはすっかり忘れておりました。

ところが先日、”お父さん”がドライバーで『大人の科学』の付録を組み立てていると、突然”みっつん”がドライバーを要求。
”お父さん”からドライバーを受け取るやいなや、一目散に件のおもちゃへまっしぐら。
サイズの合わないドライバーをねじ部分にあてて、ご満悦でした。

1歳1か月児の記憶力と、「ドライバー=ねじを回す道具」という認識に感服いたしました。


そんなねじの魅力を再発見できる1冊です。
最近は電車の中やお店など、おでかけ先でも、ねじを探して楽しんでおります。
「こんなところに、大きなねじが」「何と何をとめているのかな?」などなど、会話を聞いた方は変わった親子だと思われるかもしれませんが、けっこう楽しいです。

『いちご』

『いちご』
平山和子
福音館書店
1984年こどものとも年少版  1989年福音館の幼児絵本
¥800+税


"みっつん"はイチゴが大好きです。
最近は毎日のようにイチゴを堪能しているので、この絵本を読んでみました。
平山和子さんの、本物と見紛うばかりにリアルなイラストに、"みっつん"、「うわぁ~」と歓声を上げて見いっておりました。

そんな"みっつん"には大きさの感覚はあるのだろうか?と気になりまして、ちょっと試してみました。
大きいイチゴと小さいイチゴを見せて、「どっちがいい?」と聞いてみたところ、質問の途中で、迷わず大きい方を取ってパックリ食べちゃいました。
1歳1カ月児には大きさの違いが認識されており、さらに、好きなものは大きい方がいいと思っていることがわかりました。
大したものです。

『はなを くんくん』

『はなを くんくん』
ルース・クラウス:ぶん / マーク・シーモント:え / きじま はじめ:やく
福音館書店
1967年

昨日は春のように温かな一日でした。
今日は一転、冬に逆戻りでしたが、昨日の温かさを思い出しながらこの絵本を読みました。

雪の中、野ネズミもクマも、かたつむりも山ネズミもみんな眠っています。
ところが、そんな動物たちが目を覚まし、鼻をくんくんさせながらかけていくのです。

春の訪れが愛おしくなる1冊です。

そろそろ"みっつん"と一緒に鼻をくんくんしながら、春の訪れを待ちたいと思います。

『バムとケロのさむいあさ』

『バムとケロのさむいあさ』
島田ゆか
文溪堂
1996年
¥1,500+税

寒い冬の日にぴったりの1冊です。
バムとケロが池に行くと・・・なんと、あひるが凍った池に閉じ込められていたのです!
急いで救出して、お風呂でとかしてあげて、みんなで楽しく過ごすのですが、実は表紙裏の絵がフリになっています。

この絵本は、保育園や幼稚園などでの理科読でも活用しています。
絵本を読んでから、氷は温めるととけて水になる、その水は再び冷やすと氷になるという実験を行ったりしています。

”みっつん”は、氷が「ひえひえ」で冷たいことは認識している様子です。
バムとケロのかわいいお話を楽しみながら、少しずつ氷がとけたら水になることも分かっていったらいいな、と思います。

『どんどこどん』

『どんどこどん』
和歌山静子
福音館書店
2008年こどものとも/2011年福音館の幼児絵本
¥800+税

土の中で「どんどこ」育っている、いろいろな植物が登場します。
葉っぱを見て「これは何かな?」と悩みながらページをめくると、土の中の様子が描かれています。
ニンジン・ジャガイモ・サツマイモ・・・。
「これは今朝食べたね。」、「甘くておいしいサツマイモだね。」などと話をしながら”みっつん”と楽しんでいます。

『おとが あふれて オムライス』

『おとが あふれて オムライス』
夏目義一
福音館書店
ちいさなかがくのとも 2019年2月号
¥389+税

一昨日、昨日に続いて音を楽しめる本です。
ニンジンの皮を剥いて細かく切って、ピーマンも種をとって切って・・・オムライスを作っていく過程を、音に着目しながらたどっていくことができます。

美味しそうな絵も、たまりません。

離乳食もだいぶ進んできたので、薄目の味付けでオムライスを作ってみようかなと思いました。

 

『ばしん!ばん!どかん!』

『ばしん!ばん!どかん!』
ピーター・スピア ぶん・え / わたなべ しげお やく
童話館出版
2004年
¥1,500+税

昨日の『じゃあじゃあ びりびり』に続き、たくさんの音が登場する絵本です。
この絵本に登場する音は、本当にたくさん!
最初の見開きだけで17個もの音が登場します。

読み聞かせを終えると、ぐったり疲れてしまうほどですが、聞いている"みっつん"は相当楽しいようで、けちょけちょ笑いながら聞いてくれるので、ついつい張り切って読み聞かせてしまいます。

身近な音に耳をすませるきっかけになる素敵な絵本です。

『じゃあじゃあ びりびり』

『じゃあじゃあ びりびり』
まついのりこ
偕成社
1983年/2001年改訂
¥600

おかげさまで"みっつん"、1歳を迎えまして、最近めきめきといろいろな音を発するようになってきました。
まだ、日本語ではなく”みっつん語”ですが、「あ~」「ばっばー」といったレパートリーに「わうわう」「あじゃじゃ~」などが加わり、日本語が聞ける日も近そうです。

そんなこともあり、最近は、いろいろな音が登場する絵本をよく読んでいます。

この絵本はボードブックで、自動車が「ぶーぶーぶーぶー」と通ったり、水が「じゃあじゃあじゃあ」と蛇口から流れ出ていたり、シンプルなイラストと音を楽しめます。
毎晩、お風呂のお湯張りを見守り、「じゃあじゃあ」流れ出るお湯にときめいている"みっつん"、この絵本も大好きです。

Color Zoo

『Color Zoo』
Lois Ehlert
Harper Festival
1997年
¥958 (Brdbk版)

『エイラトさんのへんしんどうぶつえん』というタイトルで日本語版も出ていた本ですが、残念ながら日本語版は今は手に入らないようです。
英語版はamazonで購入できました。

『やさい いろいろ かくれんぼ(これなあに?かたぬきえほん)』『くだもの いろいろ かくれんぼ』のような"くりぬき絵本"です。
表紙にも使われているトラさんのページをめくると、丸い穴が開いていて、次のページにはトラさんから〇が除かれたネズミさんが現れます。
今度は□が除かれてキツネさんが登場!といった具合に形と動物とを楽しむことができます。
英語版では、それぞれの形や動物の名前の英単語を学ぶのにも役立ちそうです。

"みっつん"に心おきなく手渡せるボードブックです。
カラフルな色づかいやシンプルなイラスト、穴のあいたページなど、"みっつん心"がだいぶくすぐられている様子です。

『しもばしら』

『しもばしら』
野坂勇作:さく
福音館書店
2002年かがくのとも 2004年かがくのとも傑作集
¥838+税

部分日食はご覧になれたでしょうか?
東京は曇り気味でしたが、雲の切れ目から顔を出した太陽をうまく見ることができました。
"みっつん"に見せるのはさすがに怖かったので、今回はおあずけといたしました。
次回は・・・今年の12月26日に部分日食が見られるようです。
今年は2回も日食チャンスがあるなんて!楽しみです。

===
最近、めっきり朝晩が冷えるようになりました。
先日、帰省先でしもばしらを見つけたので、この絵本を読みました。

おばあちゃんのお供をして畑に行った ”はーちゃん” は、しもばしらをみつけます。
おばあちゃんに誘われて、あちこちでしもばしらを探してまわった "はーちゃん" は、冷凍室でしもばしらを作ってみることに。
絵本の後ろには、おうちで しもばしらを作ってみる方法が詳しく紹介されています。

"みっつん"がもう少し大きくなったら、一緒に作ってみたいです。

明日は部分日食

明けましておめでとうございます。
2019年も たくさんの笑顔にあふれた1年になりますように。

すっかり間があいてしまいましたが、また、綴っていきたいと思います。

早速ですが、明日は部分日食が日本全国で見られる予定です。北に行くほど欠けが大きくなります。
8:43から始まり、一番欠けるのが10:06で、11:36には終わるそうです。

日食グラスがあれば一番よいのですが、ない場合でも木漏れ日やピンホールを通過した光の影を観察すれば安全に日食を楽しむことができます。

くれぐれも太陽を直接見ないよう気をつけてくださいね。
む、日食グラスで観察する場合も、太陽を見たままグラスを外してしまうと大変危険ですので、必ず下を向いてからグスを着けたり外したりするように気をつけてください。

明日 天気に なぁれ!!

『びよ~ん ぱっちん! わゴム』

『びよ~ん ぱっちん! わゴム』
西島歩:監修 
ひさかたチャイルド
2009年
¥1,500+税

"みっつん"のおもちゃにはゴムの木でできたものがいくつかあります。
気にして見てみると、木製のおもちゃにはけっこうゴムの木が使われています。
どうやら、ゴムの樹液を取るために計画的に植林されていて、樹液を取り終わった後に有効活用をしているようです。

そんなゴムのお話です。
樹液の採取から輪ゴムができるまでをかわいいイラストとともに紹介しています。
"みっつん"とは、ゴムでできたものを紹介したページをながめたり、ゴムの木のページをながめながら、「このオモチャはゴムの木でできているんだよ」などと話をしたりしています。

軽くて柔らかい手ざわりのゴムの木でできたおもちゃは、一緒に遊んでいるとほっこりします。

『ふゆめ がっしょうだん』

『ふゆめ がっしょうだん』
冨成忠夫、茂木透:写真  長 新太:文
福音館書店
1986年 かがくのとも  1990年 かがくのとも傑作集
¥838+税

めっきり寒くなり、すっかり葉を落とした木々がなんだか寒そうです。
でも、そんな冬の木もよく見ると、春に向けての準備がちゃくちゃくと進んでいて、ふっくらとした「冬芽(ふゆめ)」を見つけることができます。

そんな冬芽に注目したのがこの写真絵本です。
だれかの顔のように見える冬芽を集めています。

わたしたちの脳は、3つの点を見ると顔だと認識してしまうのだそうで、このような現象には「シミュラクラ現象」という名前がついています。

冬の間、"みっつん"と散歩をしながら、顔に見える冬芽を探してみようと思います。

『しずくのぼうけん』

『しずくのぼうけん』
マリア・テルリコフスカ:さく ボフダン・ブテンコ:え  うちだ りさこ:やく
福音館書店
1969年
¥900+税

『みずたまのたび』と同じように水の循環を描いた絵本です。
どちらの絵本にも、それぞれのすてきさがあります。

私にとっては、この絵本の魅力は、とにかく読んでいて楽しくなる耳に心地いい文章です。
”みっつん”にも楽しく聞こえるようで、ノリノリで聞いてくれることが多いです。

ただ冒険が長いので、"みっつん"は1冊まるまる聞くのは難しいのですが、階段を登るたびに数ページずつ楽しんでくれています。

『きらきら』

『きらきら』
谷川俊太郎:文  吉田六郎:写真
アリス館
2008年
¥1,000+税

めっきり寒くなってきましたね。
昨シーズンは東京でもしっかり積もるほどの雪が降りましたが、今年はどうなるのでしょう?

雪国の人には笑われてしまうかもしれませんが、大人になってからも雪を見るとちょっぴりウキウキしてしまいます。
雪が降ると、黒っぽい手袋やコートに雪を受け止めて雪の結晶を何とか見られないものか?と思わず試すのですが、体温ですぐに融けてしまい、なかなか見ることはできません。

そんな雪の結晶の美しい写真をたっぷりと味わいながら、谷川俊太郎さんの心がほっこりする温かな文を楽しむことのできる写真絵本です。
小さめのサイズなので、"みっつん"と電車やバスの移動をする日にバッグにしのばせて楽しんでいます。

写真をお撮りになった吉田さんは、人工雪の研究で有名な中谷宇吉郎博士の影響で雪の結晶の顕微鏡写真の撮影方法を極めるに至ったのだそうです。美しい結晶1つ1つから吉田さんの愛を感じる、素敵な1冊です。

『にじ』

『にじ』
さくらい じゅんじ:文  いせ ひでこ:絵
福音館書店
1992年 かがくのとも  1998年かがくのとも傑作集
¥900+税

お天気の絵本が読みたくなり、この絵本を開いてみました。
雨上がりに虹を見つけた少年が、飛行機から見たらどう見えるのか?見る場所が変わったら見え方は変わるのか?と考えます。
そして次の日に、家族と公園の噴水の周りで虹の見え方の秘密を探っていきます。

わずか30ページ足らずの薄い絵本ですが、中身はとっても濃くて、でも決して教え込まれることもなく、うきうきワクワク読み進めるうちに、虹についてちょっぴり理解が深まる、そんな素敵な1冊です。

”みっつん”とドライブをしていた時に、一度だけ虹が出ました。
でも、残念ながらベビーシートで後ろ向きに乗っていた”みっつん”には見えず・・・。
初めて虹を見たら、どんな反応をするのでしょう?
願わくば、その初体験のときに、近くで彼の反応を見てみたいなぁと思っています。

『すごい空の見つけかた』

『すごい空の見つけかた』
武田康男
草思社
2009年
¥1,600+税

”みっつん”との生活が始まり、もうすぐ1年です。
妊娠中から、それまでの生活とペースが変わりました。

それまでは、利便性の高い1つ先の駅まで自転車で移動し、一番速い電車で移動、到着した駅で一番階段に近くなる車両に乗車して・・・「時短」「最短」を求め、「効率」を愛して暮らしておりました。
それが妊娠をしてつわりでしんどいときには、すいている車両に乗るようになり、歩くペースがゆっくりになってからは、なるべく急いでいる方たちのご迷惑にならぬよう最後に電車を降りるようになりました。
"みっつん"と移動するようになってからは各駅停車しか停まらない最寄り駅まで、のんびり歩いて移動する機会も増えました。

どちらがいいとか悪いとかいうことではなく、生活が変わって感じていることは、見えるものも変化したな、ということです。
これまでも、空を見ているつもりでした。
珍しい天体現象が予定されている日にもアンテナを張っていましたし、珍しい空模様を写真に撮ったりもしていましたが、最近は「珍しくない空」をじっくり眺める機会が増えたように思います。

「珍しい」というのは、たくさんの「珍しくない」を知っているからこそ成り立つ感覚です。
"みっつん"と一緒に、「珍しくない空」をたくさんたくさん眺めながら、ときどき、この本で紹介されているような「すごい空」に出会えたらいいなと思っています。

 

『みんな、星のかけらから』

『みんな、星のかけらから』
ジーン・ウィリス:文 ブライオニー・スミス:絵 石井睦美:訳
フレーベル館
2018年
¥1,480+税

なんでもできるスターのお姉ちゃんと比べて何もできない妹は、いつかお姉ちゃんのようなスターになりたいと願います。
そんな妹に、おじいちゃんがステキな話をしてくれるのです。

今年の9月に出たばかりの絵本です。
本屋さんで出会ってしまい、表紙のやさしい絵と、内容を期待させるタイトルに即、購入しました。

期待を裏切らない、科学的にも物語としても大満足な1冊でした。

村山斉さんのブルーバックス『宇宙になぜ我々が存在するのか』に通じる内容ですが、子供でも分かりやすい言葉で上手に説明されています。

まだまだ内容は"みっつん"には難しいと思いますが、最近は長めのお話もじっくり聞く時もあり、絵も楽しげに眺めているので、時折読んでいくつもりです。

私もいつかこんなおじいちゃんみたいに話ができるおばあちゃんなりたい・・・。

 

『たこ』

『たこ』
加古里子
福音館書店
2018年
¥900+税

敬愛する かこさとしさんが亡くなって半年が過ぎました。
夏に川崎市市民ミュージアムで行われた「かこさとしのひみつ展 -だるまちゃんとさがしにいこうー」を訪れて、あらためて多くの人がかこさんの絵本を愛しているのだなぁ、と実感してきました。

そんな かこさんの絵本が福音館書店から「かがくのとも絵本」として10月に発売されました。(『たこ』・『だんめんず』・『いろいろ おにあそび』・『ごむのじっけん』・『でんとうが つくまで』・『わたしも いれて!』の6冊が一気に!)
この『たこ』は、1975年にかがくのとも(月刊誌)として出版されたものです。

葉っぱに糸をつけて凧のように上げてみるなんて、とっても素敵なアイディアです。
でも、うまくいく葉っぱをみつけるのは大変。
じゃあ、紙はどうかな?
・・・と、かこ先生の導くままに実験にとりくめる1冊です。

クリスマスプレゼントにしたら、冬休みにおうちにある道具や材料で実験が楽しめそうです。
"みっつん"とお散歩しながら、凧になりそうな葉っぱを探してみたいです。

『みかんのひみつ』

『みかんのひみつ』
鈴木伸一:監修  岩間史朗:写真
ひさかたチャイルド
2007年
¥1,200+税

みかんが美味しい季節になってきました。
今年は猛暑のおかげでみかんが甘いのだと、みかん農家の方がお話ししているのをテレビで見ました。
確かに味が濃くて美味しいみかんに当たる確率が高いように感じます。

"みっつん"もみかん大好きで、皮を剥いていると、期待のまなざしで縦に揺れながら待ちわびる、なんとも言えずかわいい仕草を見せてくれます。

そんな彼は、みかんの写真にどんな反応をするかしら?とこの絵本を読みました。
だいぶ拡大された写真ですが、しっかりみかんと認識したようで、歓声を上げていました。

この写真絵本で、私がお気に入りのページは、みかん一房のツブツブを全てバラしてみたページと、いろいろなみかんの仲間がずらりと並んだページです。
前者は"みっつん"の琴線には触れず。
後者は、食いしん坊のハートをわしづかみだったようです。

一番大きなみかんの仲間、晩白柚をこの冬に食べさせてあげたいなぁ。
どんな反応をするか、今から楽しみです。

公衆電話チャレンジ!

以前、防災関係の本(『東京くらし防災』、『子連れ防災手帖』、『地震イツモノート』)をご紹介したことがあるのですが、いざというときにご自分の生活圏内の公衆電話がどこにあるか、ご存知でしょうか?

先日、”みっつん”と公園にいた時の事。
ご近所のおばあさんが、キョロキョロと辺りを見回しながら通りかかられました。
お話をうかがうと、ご自宅の電話に不具合があり、問い合わせをしたいが公衆電話がみつからない・・・とのことでした。
言われてみれば、たしかに自宅近くの公衆電話など気にしたこともなく、唯一思いついたのが近くの文化センターの中にあるものでした。

それから、気になって”みっつん”とお散歩をしながら公衆電話を探すようにしています。
名づけて「公衆電話チャレンジ!」。
携帯電話の普及に伴い、めっきり減ってしまいましたが、気にしてみると意外とあるものです。

たとえば・・・
◇団地の前の道路
◇とあるコンビニの前
◇神社の境内
◇とある小学校の前

など、普段目にしていても見逃しているものが結構ありました。
大きな駅だと、普段使っている通路にはなくても1本裏側にはあったりもしました。

いざというときに、公衆電話がどこにあるかわかるだけでも少し心強くなりそうです。
もちろん、テレホンカードや10円玉の備えもしておきたいところです。

『モグラくんがみた おひさま』

『モグラくんがみた おひさま』
ジーン・ウィリス:ぶん  サラ・フォックス-デイビス:え  みはら いずみ:やく
BL出版
2012年
¥1,300+税

秋が深まり、すっかり日の入りが早くなりました。
それにつれて、日の出もゆっくりになってきましたね。

夜明けを味わえる1冊です。
日の出を見るために出かけようとしているハタネズミと出会ったモグラは一緒に連れて行ってもらうことになりました。2人がみずうみのほとりに行くと、そこにはスズメとリスとウサギも来ており、いろいろな表現の仕方でおひさまがいかに素敵かを説明してくれるのです。

「おひさまって知ってる?」と問いかけたら、どんな子でもうなずくと思います。
でも、「おひさまってどんなふうに見える?」と聞かれたらどうでしょう?
大人でも、「まぶしい」くらいしか出てこないかもしれません。
何かを知らない人に、そのものについて言葉で伝えるというのはとても難しいけれど、「伝えたい!」という思いがあれば、自分の経験を総動員して何とか伝えられるのではないでしょうか。

先日、「香り」をテーマに実験教室をしました。
香水を調合するプロの調香師の方々は、さまざまな香りを「言葉」で表現するそうです。
そこで実験教室でも、いくつかの香りを実際に嗅いで、自分なりの言葉で表現するということに挑戦してみたのですが、これが難しかった!
特に難しかったのが、「ヒノキの香り」というように「●●の香り」と分かってしまったものでした。
「ヒノキ」を知らない人に、「ヒノキ」という言葉を使わずにどう伝えたらいいの?とみんなで四苦八苦しました。

"みっつん"にも、いろいろな経験を言葉として積み重ねていって、大切な誰かに伝えたり、分かち合ったりできるようになってもらえたらいいな、と思っています。

 

『かぜ びゅんびゅん』

『かぜ びゅんびゅん』
新井洋行
童心社
2012年
¥800+税

時折、ひんやりした北風が吹くようになってきましたね。
大昔に「みんなのうた」で流れていた「北風小僧の寒太郎」をふと思い出して"みっつん"に歌ってみました。
そんなことをしていたら、風の本が読みたくなりました。

目には直接は見えない風がとても見事に、しかもかわいく表現されています。
旗をはためかせたり、風車を回しり・・・そうそう、風って何かが動いていると感じられたりするよね、と一人頷いてしまいます。

次に春一番が吹く頃には、"みっつん"はどんな動きをしているのかな?どんなふうに世界を捉えるようになっているのかな?とわくわくしながら、しばらくは北風と戦おうと思います。

『葉っぱのフレディ』

『葉っぱのフレディ -いのちの旅-』
レオ・バスカーリア:作  みらい なな:訳
童話屋
1998年
¥1,500

春に生まれた葉っぱのフレディの目から見た四季の世界が語られていきます。
生まれて初めての1年間を過ごしている"みっつん"にとっても、今年の四季はこんなふうに新鮮に感じているのかな?と思いながら、一緒に読んでいます。

とても言葉の多い絵本なので、0歳の"みっつん"が最初から最後まで集中して聞くのは難しいです。
でも、それぞれのページに描かれた葉っぱのフレディの絵や、四季折々の写真を一緒に眺めたり、「レオさん、ごめんなさい」と言いながら、"母による超ダイジェスト版"をお届けしてみたりしています。
そして、外へ出て散歩をしながら、紅葉を見つけると「葉っぱのフレディみたいだね」などと話しかけています。

この絵本の最初のページには、作者からのメッセ―ジとして
「 この絵本を
  死別の悲しみに直面した子どもたちと 死について的確な説明ができない大人たち
 死と無縁のように青春を謳歌している若者たち そして編集者バーバラ・スラックへ 贈ります。」
という言葉が添えられています。

いつか"みっつん"がもう少し大きくなったら、この絵本が本当に伝えたいメッセージも一緒に味わっていきたいです。

『なにの あしあとかな』

『なにの あしあとかな』
やぶうち まさゆき
福音館書店
1987年
¥900+税

『どうやって ねるのかな』、『なにの こどもかな』と同じシリーズの絵本です。

爪が引っ込んでいるか出っぱなしかという、猫と犬の微妙な違いには大人でも、あぁなるほど!と思わず唸ってしまいます。
小さな動物から大きな動物までバラエティーに富んでいて、この本を楽しんだ後には、実物の大きさや歩幅を確かめたくなります。
でも、動物園に行ってもなかなか足の裏をじっくり見たり、歩幅を測ったりすることは難しいですね。

多摩動物公園にはいろいろな動物の足跡が実物大で描かれているところがあるのですが、歩幅が再現されていないのがなんとも残念でたまりません。
リアリティーと言うことについて考えていたら、昔、実家のご近所の駐車場に、コンクリートが固まる前に歩いてしまった猫の足跡が残っていたのを思い出しました。
あれは正にリアルな足跡でした。

ディズニーランドのクリッターカントリー(スプラッシュマウンテンがあるエリア)にも、いろいろな小動物の足跡があります。あの足跡は、ワクワク感が増すステキな演出です。

"みっつん"には、足跡のページは模様にしか見えていないようで、もっぱら動物のページにだけ反応しています。
そのうち、足跡に興味を持ち始めたら、またじっくり読んでみたいです。
なかなか実物の足跡を見る機会はありませんが、砂場などに残っている足跡に出会えたら、じっくり観察してみるのも楽しそうです。

『サンタのおまじない』

『サンタのおまじない』
菊池清
冨山房
1991年
¥1,200+税


クリスマスの絵本をもう一冊。

クリスマスイブに"けんちゃん"のもとにサンタさんから届いたのは、ピーマン、にんじん、しいたけ、レモン、ナス、そしてトマト。

でもこれがただの野菜じゃなかったんです。

「いち にい サンタ」とおまじないを言うと、「ちょき ちょき ぱちん」とピーマンが切れて、そのパーツを組み合わせたらクリスマスツリーに大変身!
にんじんもしいたけも・・・みーんな、すてきに変身しちゃいます。

『1まいの かみの どうぶつえん』に通じる感動があります。

言葉の響きが楽しいようで、"みっつん"は「いち にい サンタ」と「ちょき ちょき ぱちん」と言うたびにケタケタ笑って楽しそうにしています。

絶望的に絵心のない私ですが、絵本を写してちょき ちょき ぱちんしてみたいです。

『クリスマスの足音』

『クリスマスの足音』
もうひとつの研究所
青幻舎
2011年
¥1,200

オレンジと黒で彩られていた街も、ハロウィーンが終わり、一気に赤と緑のクリスマスムードへと変わりました。
そんな街の雰囲気につられて、まだアドベント(待降節)に入ってはいませんが、クリスマスの本を読んでしまいました。

『ストロボフライ』と同じシリーズのパラパラアニメです。
この本には鈴が仕掛けられていて、ページをめくっていくと「リンリンリンリン♪」とサンタさんが近づいてくる「クリスマスの足音」が本当に聞こえてきます。

パラパラするのがすっかりお手のものになった"みっつん"、楽しそうに一人もくもくとページをめくって楽しんでおります。

ヒマラヤスギのタネ

『たねのずかん ●とぶ・はじける・くっつく●』にも載っているヒマラヤスギのタネを拾いました。

 

以前紹介したニワウルシラワンと同じ、「くるくる回って落ちるタネ」の仲間です。

もし公園などで、バラの花のような形の松ぼっくりのようなもの(写真右下)がゴロッと落ちていたり、その松ぼっくりっぽいものが剥がれ落ちた三角っぽいもの(写真左下)が落ちていたら、その周りにタネ(写真上)が落ちている可能性大です。

マツやカエデなどのタネもよいのですが、小さいのが難点です。
そうしたタネと比べると、ヒマラヤスギは何といってもその大きさが魅力です。
三角形のタネは1辺が3cm以上あるものが、ざらです。
大きいので、くるくる回って落ちる様子も観察しやすいです。

難点は、翼部分が薄いこと。
近頃めっきり指先が器用になってきたとはいえ、まだまだ力加減は思い通りにいかない"みっつん"に持たせてあげるには、もろいです。
当面は、くるくる回って落ちる様子を見て楽しんでもらうことになりそうです。

実りの秋は、魅力的なタネに出会える絶好のチャンス!
くっつくタネ シリーズも集めたいところです。
私がこどものころと比べると、オナモミを見なくなりました。そんなオナモミの素敵な絵本もあるので、いずれご紹介できればと思っています。

『ぼく あひる』

『ぼく あひる』
ミーシャ・リヒター
冨山房
1994年
\1,200+税

「だれか いっしょに あそんでくれないかな…
     ひとりぼっちの あひるは
   ともだちを さがしに でかけます」

というイントロの後は、動物の鳴き声しか文字がありません。
「があがあ」と鳴きながら友達をさがすアヒルに、いろいろな動物がそれぞれの鳴き方で応えます。

いろいろな鳴きまねをすると、"みっつん"も楽しそうに聞いてくれます。
母からいろいろな音が出るのがおもしろいようです。

そんな"みっつん"の成長記録を見返してみると、彼から出る声(音)も日に日に変化してきたのを実感しました。

新生児のときには「おんぎゃ~」と泣いていたのが、「んぎゃ~」になり、「ぎゃ~」になり・・・。
2ヶ月のときには「あい!」「う~」「ハァ~」といった発声練習をしていました。
3ヶ月のときには、"親バカフィルター"を3重くらいにかけると「おはよー」と聞こえるような「おあよー」というような声を出していました。(うちの猫が「ウミャイウミャイ」と言いながらエサを食べている・・・くらいの精度でした)
4ヶ月では、ご機嫌なときに「キャハー♪」と甲高い声を出すようになり、6ヶ月で「キィーーーー♪」とさらに高い声に。
さらに「んで~」から「ばっばっばー」に進み、指を口につっこんで「あわわ~」という音を出せるようになり、9ヶ月を過ぎると、ダースベーダーのような「コォォォォ~」という音を喉の奥から出すようになりました。
その少し後には美味しいものを食べたり、嬉しいときに「ムフフフ」と笑うようになりました。
2週間ほど前には"R"っぽい音を喉の奥の方で出していましたが、今は目下「まんま」ブームに突入しました。

姪っ子や甥っ子など身近な子供はいますが、毎日じっくり観察したことはなかったので、赤ちゃんがこんなにも毎日めきめきと成長・変化していくなんて知りませんでした。

この絵本に登場するさまざまな動物たちの鳴き声も、少しずつ一緒に聞けたらいいなぁと思います。

 

『なにの こどもかな』

『なにの こどもかな』
やぶうち まさゆき
福音館書店
1987年
¥900+税

『どうやって ねるのかな』と同じシリーズの絵本です。
薮内さんの描く動物たちはリアルで、でも表情が穏やかで、本当に魅力的です。
"みっつん"も食い入るようにみています。

いろいろな動物のこどもが登場して、ページをめくるとその動物の親子が現れます。
親子のページをよく見ると、こどもの数が違っているのは、それぞれの動物の平均的なこどもの数を反映しているのかしら?と思いながら楽しんでいます。

いないいないばあの絵本などの反応を見ていても、"みっつん"は「目」に注目しているように感じます。
この絵本でも、たくさんの動物たちの瞳が気になるようです。

それにしても、どの動物もこどもは丸っこくて黒目がちで愛らしい姿だな、と改めて思います。
このようなこどものかわいらしい姿の特徴は、baby schema(ベビースキームという表記が発音には近いと思いますが、よくベビーシェマと表記されていたりします)呼ばれるものです。

"みっつん"は、baby schemaに加えて、いろいろな声を出すようになり、パチパチができるようになり・・・と日に日に「愛嬌」レベルを上げて、あっぱれな世渡りをしています。

 

階段で読み聞かせ

目下ハイハイを極めている"みっつん"は、階段も登れるようになりました。
上手に両手両足を使ってよじ登っていく姿を後ろから見守りつつ、大人だったらけっこう急な崖を全身でよじ登っている感じだろうか?などと思っています。

 

だいぶスムーズに登れるようになってきたのですが、まだ下りることはできないので、登っている途中で階段の下に気がそがれるのが怖いのです。
そこで、数段先の段に集中してもらうあの手この手を考えているうちに、オモチャや絵本を置くようになりました。

最近は、『まみむめもにょにょ』などの絵本のページを開いて"みっつん"より数段上に置いて、"みっつん"が1段登るごとにページをめくりながら絵本も1段ずつ上へ上へと進めていっています。
おかげで、階段を登るたびに1冊絵本が読めるという素敵な状況になりました。

絵本の読み聞かせというと、「落ち着いて赤ちゃんをお膝に抱っこしなくては・・・でも、そんなにゆっくりできる時間はなかなかとれないし・・・」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、我が家ではこんな具合に「階段登りのついでに読み聞かせ」しちゃっています。

これからも気軽に、そして隙あらば、絵本と触れ合いたいです。

『ふしぎなにじ』

『ふしぎなにじ』
わたなべちなつ
福音館書店
2014年
¥1,500+税


相変わらず鏡が大好きな"みっつん"と一緒に、『きょうのおやつは』と同じ「かがみのえほん」シリーズの1冊を読みました。
鏡状になっているページを90度に開くと、そこに描かれた虹が鏡に映ってそれはそれは楽しい世界が広がります。

『きょうのおやつは』のような物語ではないので、ページをパラパラとめくりながら"みっつん"の反応をじっくり観察してみました。
じぃ~~~っと食い入るようにみていました。
最後のページでは「ホホ~ゥ!」と声が上がっておりました。
0歳の赤ちゃんには、こちらの方がシンプルで分かりやすいのかもしれません。

このシリーズは、もう1冊あるので、そのうち一緒に読んでみようと思っています。

『あしのうらのはなし』

『あしのうらのはなし』
やぎゅう げんいちろう
福音館書店
かがくのとも 1982年10月号 / かがくのとも傑作集 1982年
¥900+税

本日、"みっつん"の手形を取る機会がありました。
大型のスタンプ台(学研の「ぺったん」という商品)を使って、とても手軽に手形を取ることができました。

生後1カ月の時に、通常サイズのスタンプ台で手形・足形を取ったのですが、その時は、放っておくとグーになってしまう"みっつん"の手をこじ開け、インクを塗り、再びグーになる前に急いで画用紙を押しつけて・・・と夫婦で大騒ぎでした。

あれから9か月。
生後10か月になった"みっつん"は「パーにしててね」とお願いしたら、パーのままでいてくれました。
おまけに、このスタンプ台が大きくて作業も楽ちん☆
インクも落としやすい、といいことづくめでした。
¥3,300+税か・・・買おうかどうしようか悩むところです。
でも、手形や足形を取る実験教室には使えそうだし・・・とけっこう揺らいでいます。

取った手形を9カ月前の手形と比べてみたら、あぁこんなにキミは成長してくれていたんだね、と感無量です。
体重が3倍近くになり、日々大きくなっているとは思っていましたが、こうして形に残すと、より実感がわいてきました。


そんなこともあって、『てとゆび』に続いて、『あしのうらのはなし』を読みました。

最近、つかまり立ちをするようになった"みっつん"の足の裏につちふまず的なくぼみがうっすらと登場したように思います。
これから歩き出したら、もっと変化していくのでしょう。
ぷっくりむちむち足の裏とお別れなのは、ちょっぴりさみしいですが、成長は嬉しい限りです。

『どうやってねるのかな』

『どうやって ねるのかな』
やぶうち まさゆき
福音館書店
1987年
¥857+税

いろいろな動物が登場します。
「〇〇は どうやって ねるのかな」という問いかけがあり、ページをめくると、こんなふうに寝ますという流れをくり返していきます。
写実的で魅力的な動物たちの絵は、見ているだけで幸せな気持ちになります。

登場するのは、次の動物たちです。

リス←井の頭動物園で会いました
コウモリ←井の頭動物園で会いました
フラミンゴ←多摩動物公園で会いました
ラッコ←"Otter on His Own"という絵本にも出てきましたが、実物は"みっつん"未経験です
オオカミ←多摩動物公園で会いました
ヒョウ←多摩動物公園で会いました
ラクダ←"みっつん"未経験です
キリン←多摩動物公園で会いました

こうやって考えてみると、0歳にして結構な動物たちに出会えています。
動物園に感謝です。
動物園⇒絵本⇒動物園⇒絵本⇒・・・と経験を重ねていくことで、少しずつ動物の認識が進んでいるように感じます。
この絵本も、読み聞かせをしている間、動物の絵の部分を手でなぞったり叩いたりしながら、楽し気に声を上げて見ていました。
特にフラミンゴとキリンがお気に召したようです。

別の絵本でもフラミンゴは大好きな様子。
茶色系の動物たちの中で唯一、くっきりしたピンク色だからでしょうか?

少しずつ少しずつ”みっつん”の世界が広がっていくといいな、と思います。

『ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん むしぱんのまき』

『ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん むしぱんのまき』
さとうわきこ:作  佐々木志乃:協力
福音館書店
2004年
¥900+税

ばばばあちゃんシリーズのむしぱん編です。
離乳食もだいぶ進んだので、蒸しパンを作ってみたいなと思い、せっかくなのでばばばあちゃんのレシピで作ってみることにしました。

 

レーズン入りとリンゴ入りを作りました。
目下、手づかみ食べがブームな"みっつん"がぱくぱく食べてくれました。
ばばばあちゃんに感謝です。

子どものころ、『こまったさん』・『わかったさん』シリーズが好きでした。
お菓子を作りたいので『わかったさん』のレシピが欲しいけれど、お話自体は『こまったさん』の方が面白い気がして、お小遣いでどちらを買おうかとっても迷ったのを覚えています。
悩んだ末に、利害が一致した姉が『こまったさん』を、私が『わかったさん』を買うことで手打ちにしたように思います。

食いしん坊は、本の中に登場する美味しいものを作って食べたくて仕方がなかったのです。
『ブンのはなしっぽ』を読んだらドーナッツを作って食べたくなったし、『おちゃめなふたご』を読んだらオイルサーディンのサンドイッチなるものを食べたい!と思ったものでした。
でも、当時はインターネットでレシピが検索できる時代でもなく、お手上げでした・・・。

だから、本そのものにレシピが載っているなんて、本当に素敵だと思います。
読んで楽しくて、作って食べて、さらに楽しめて、お得です。

『まみむめもにょにょ』

『まみむめもにょにょ』
フクバ リンコ:え  稲田大祐:監修
永岡書店
¥850+税
2015年

ガリレオ工房メンバーの稲田さんが監修なさった「0・1・2さいあかちゃんえほん」シリーズの1冊です。
もちろん安心して"みっつん"に手渡せるボードブック(分厚いページの本)です。

とってもかわいくてカラフルなイラストに"みっつん"はくぎづけ。
耳に心地いいオノマトペたちに、「ムフフフフ」と笑いがもれ出ちゃっていました。

たくさんの色を背景に、いろいろな動物が登場するので、『やさいいろいろかくれんぼ』『くだものいろいろかくれんぼ』『どうぶつ』『サファリ』などと合わせて、「ここは赤いね」、「ここは紫だね」、「ゴリラさんがいるね」などおしゃべりをしながら楽しんでいます。

そんなことをしていたら、子どものころ、家にあったカードゲームを思い出しました。
いろいろな動物が、いろいろな色の服を着て、いろいろな動作をしている絵札と「いぬです。赤い服を着ています。滑り台で遊んでいます。」、「ねこです。黄色い服を着ています。ブランコで遊んでいます。」といった読み札がありました。
遊びながら、色の名前や遊具の名前を学んでいたのでしょうね。
今で言う知育玩具だったんだなぁ、と改めて思いました。

『おいもさんがね・・』

『おいもさんがね・・』
とよた かずひこ
童心社
2012年
¥850+税

先日、三鷹の「星と森と絵本の家」へ行ってきました。
国立天文台の中にあり、大正時代に建てられた旧官舎の建物を利用しているので、おばあちゃんの家に遊びに行ったような気持ちになれる温かい雰囲気の施設です。

たまたまチビさん向けの読み聞かせが行われる時間にお邪魔することができました。

想定していたよりも小さい(0歳~1歳)参加者たちに、スタッフの方々が急遽プランを変えてくださって、この絵本を読み聞かせしてくださいました。
畳のお部屋での読み聞かせ、"みっつん"は最前列へハイハイで突進し、絵本の真ん前に陣取って食い入るように見入っておりました。
ページをめくるたびに「お~~~!」と声を上げて大興奮。
他のお友達のお邪魔になっていやしないかとハラハラしつつも、全身で楽しんでいる様子に嬉しい気持ちになりました。

サツマイモの美味しい季節になりましたね。
食いしん坊母子は「食欲の秋」を満喫中です。
せっかくこの絵本を読んでいただいたので、サツマイモご飯やサツマイモ入りの蒸しパンなどを作って”みっつん”と楽しもうと思います。

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三鷹市星と森と絵本の家
〒181-0015 三鷹市大沢2丁目21番3号 国立天文台内
開館時間: 午前10時~午後5時
休館日:火曜日、年末年始(ほかにメンテナンス休館あり)
その他:飲食可能なスペースあり

『ストロボフライ』

『ストロボフライ』
もうひとつの研究所
青幻舎
2014年
¥1,200+税

昨日、”みっつん”がペーパーバックの角をひたすらパラパラしているのを見て、指先が器用になってきたなぁと思い・・・ということは?もしやこの本イケるんじゃなかろうか、と本棚から出してみました。

片手に乗るほどの小さなパラパラアニメの絵本です。

とても巧妙にできていて、奇数ページは右下がカットされ、偶数ページは右上がカットされているので、右上をパラパラすると奇数ページだけが見え、右下をパラパラすると偶数ページだけが見えるのです。どこをパラパラするかで、まったく違う本を見ているように思えます。
しかも、この本のすごいところは、カットされていない真ん中辺りをパラパラするとすべてのページが見えて、そこでストーリーが完結するというところです。

そんなパラパラアニメを"みっつん"に手渡してみたところ、思ったとおり器用にパラパラしていました。
どこをパラパラするかで違う絵が見えるとか、そういうことは気になっていないと思いますが、それなりに楽しんでくれていたようです。

ほかにもパラパラアニメの絵本があるので、ときどき楽しんでみます。